阿蘇の大地が育てた極上品質「コウネ馬油」世界一の馬油を目指して、馬から育てるのは「千興ファーム」だけ。

2017.4.13

馬とプラセンタエキスについて

馬とプラセンタエキスについて

馬は、古来から人間にとって身近で大切なパートナー

約五千年位前から、人間は狩猟の対象ではなく家畜として飼うようになったと言われ、馬の早く走る能力やパワーを活用し、移動や輸送の手段として使われるようになりました。

馬のお蔭で、人間の移動できる距離が飛躍的に高まり、何人もの手を借りて運んでいた荷物は馬一頭でまかなえるようになり、様々な恩恵を受け人々の生活が発展していったのです。
人間の生活を助けてくれる馬は、昔の人々の生活には切っても切り離せない大切なパートナーでした。
近年では、一般の家庭で家畜として見られなくなった馬ですが、最近では乗馬を楽しんだり、ホースセラピーとして馬と触れ合い癒しを得る、新しい馬と人間の関係性も生まれてきています。

馬の出産は、なんと1年に1頭だけ!

馬の出産は、なんと1年に1頭だけ!

昔から人間にとって身近な馬は、人間に近い妊娠期間を経て出産します。
人間の妊娠期間は、十月十日(とつきとうか)と言われていますが、馬はさらに長い約11カ月と言われ、一頭を生むのに約1年かかります。動物の中では、比較的長い部類に入り、さらに1回の出産で1頭しか生めません。

平均寿命は20年~30年と言われていますので、馬の一生で子供を埋める数は、そう多くはありません。
豚は年に3回、1回の出産につき、約10頭出産することを考えると、馬は圧倒的に少ないことがわかります。
長期間、母体の中で育った子馬は、生まれてすぐに歩くほど大きくしっかりと成長して生まれるので、母馬の負担は大きく、出産後に栄養豊富な自らの胎盤(プラセンタ)を食べて産後の疲労を回復させると言われています。

馬の胎盤(プラセンタ)には栄養成分がいっぱい

馬の胎盤には、多くの必須アミノ酸や核酸、ビタミンなどが豊富に含まれています。特にアミノ酸の含有量は、豚のプラセンタに比べ約289倍もあるといわれています。アミノ酸の含有量だけでなく、アミノ酸の種類も豊富で、豚プラセンタにはない必須アミノ酸が6種類も存在しています。

動物の胎盤である「プラセンタ」には、いくつかの種類があります。
医療用に使わている「ヒトプラセンタ」、ポピュラーな「豚プラセンタ」栄養価の高い「馬プラセンタ」海外で人気の「羊プラセンタ」などがあります。
胎盤ではないため、厳密にはプラセンタとは言えないですが「植物プラセンタ」なども最近よく化粧品などに配合されています。
それぞれに特徴がありますが、プラセンタに関しては、安全性や品質管理の面をきちんと考慮して選ぶことが重要です。

大切なのは、どのような環境で育ったのかということ

胎盤から抽出する「プラセンタエキス」の成分は、母体の環境に大きく影響されます。
人の場合でも、お母さんが食べたものが赤ちゃんの成長に大きく影響するように、プラセンタも母馬の育った環境によって、品質や安全性が変わってくるのです。

豚は、病気にかかりやすい性質の為、ワクチンや薬剤などを投与されることが多く、どうしてもプラセンタに不純物がまざりやすくなってしまいます。
一方、馬は元々あまり病気にかかりにくく、薬剤による治療を行わないため、薬剤からの影響をほとんど受けることがなく品質の高い「プラセンタエキス」が得られるのです。

「プラセンタエキス」配合の商品を選ぶ際は、何由来かということだけでなく、どのような環境で育ったのかにもきちんと目を光らせて選びましょう。

参考:東京農業大学 HP 馬と人の関係

恩田雅世 (おんだ まさよ)

コスメティックプランナー。数社の化粧品メーカーで化粧品の企画・開発に携わり独立。
フリーランスとして“ベルサイユのばらコスメ”など様々な企画・プロデュース業に従事。
化粧品を企画する中で「美しさとは何なのか」を追求した結果「化粧品だけでは綺麗にならない」という考えに行きつく。

現在は、「女性が本当に美しくなるためには」をテーマに、あらゆる角度からの情報収集のみならず、現場主義をモットーに自ら体験取材を行っている。

また、その経験を活かした商品提案、イベント企画、執筆活動も行っている。

世界初。生食用食肉で「SQF」を取得。

SQFとはSafe Quality Foodの略称で、『安全で高品質な食品』のことを意味する国際規格です。
この規格は安全を確保するHACCPの手法と品質管理システムのISO9001の要素を組み合わせています。

品質への取り組みについて

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